明治時代より置き薬の共同購入中心の事業でしたが、1950年、現社長の祖父が製造業を始めます。「御所薬舗」の社名はこのときからです。漢方、生薬関連が売上の9割を占めます。

現在の社長は、大手製薬会社でMR(医薬品の情報提供者)として勤務していましたが、15年ほど前に御所薬舗に入社しました。2014年12月に父親から事業承継して社長に就任します。その後、父親が昨年亡くなりました。


父親はもともと製造中心で、職人カタギのところがありました。事業承継にあたり、既存のお客様が、父親のイメージを強く持っており、代替わりの不安がありました。
ご自身が販路を拡大し、ドラッグストア向けプライべートブランドの開拓、ドラッグストアと提携したインバウンド向けの製造、輸出向けの健康食品販売に注力しています。
父親の代は家族経営で5人程度だったものが、現在は、役員、パート含めて9人程度まで拡大しています。現在、売上増により生産性の高い機種への変更をしていますが社屋が手狭になってきています。今後は、海外売上比率を25%まで高め、15年間で4倍にまでした売上をまだまだ伸ばしていきたいと熱く語っておられました。

(小野社会保険労務士事務所 小野 啓一)